SSブログ

人類は、争いを克服できるか。 [日記、雑記]

 
  3.jpg 
 
 
人類はずっと国境をはさんで、民族どうしが争って

戦争をしてきたし、今でも戦争は続いています。

戦争は何故起きるのか、という事を考えてみれば、

世の中には相手を力でねじ伏せてでも、

自分の欲求を押し通そう、とする人間がいるからでしょう。


「俺の言う事を聞いて、俺の言うとおりにしろ」とか

「お前の持っているものを、俺によこせ」とか、

「ここは俺の場所だから、お前は出て行け」とか

そんな感じですよね。

基本的には、子供のけんかと同じです。


力ずくとか暴力とかは、いけない事だといいますが、

弱肉強食というのか、これは自然の摂理だという気がします。

自然界では弱肉強食があたりまえです。

ライオンに追いつかれたシマウマは、無惨にも生きたまま

食べられてしまいます。

カマキリだって、捕まえた蝶を頭からムシャムシャと食べてしまいます。

植物だって、葉っぱを大きく広げたり根を遠くまで延ばして、

自分の占有面積を広げようとします。

自分さえよければそれでいい、という考え方がまかり通っています。

しょせん弱いものは淘汰されて、死んでいきます。


でも、悪い事もしていないのに殺されたり、鎖につながれたり、

無理やり家族を連れて行かれたりするのは、誰だっていやだから

法律や道徳や宗教というものを、人間は考え出したわけです。

自分だけよければいいという考え方をやめて、みんなで仲良く

生きていこうよという事で、集まって話し合いをもちながら

今日までやってきたんですね。

でも争いごとや戦争はなくならないどころか、逆に増えています。


やっぱり人間も動物だから、

食欲と性欲から逃れる事はできないわけです。

この事が、すべての争いが生まれる原因です。

それと人間の場合、欲望に限りがないという事が、さらに

大きな問題だという気がします。

この事は、脳みその発達と関係があると思います。


人類は、戦争のない平和な社会を、つくり出す事ができるでしょうか。

それとも、核戦争をして破滅のときがやってくるんでしょうか。

たとえ、地球の表面で人類が絶滅したとしても、

地球の自転がとまるわけではなく、何事もなかったかのように

太古の時代に戻って、樹木が生い茂り、生命が誕生して、

また違う生物の歴史が始まるだけでしょう。


人間は進化の頂点にいて、地球上でいちばん優れた生き物だなんて

自負しているかも知れませんが、時間を1000万年とか1億年単位で

考えれば、微生物のほうが主役だと言えるでしょう。

エボラ出血熱やデング熱の原因もそうですが、地球は

はるか目に見えない生き物こそが、主役なんです。


そんなふうに考えていたら、手塚治の「火の鳥」を

思い出しました。人類のあとをついで文明を開くのは

ナメクジなんでしょうか。

プレデターは蟹みたいなエイリアンでしたね。

慰安婦問題だ捏造だ、といったニュースより、

SF映画でも観ていたほうがいいなー。
 
 
           フレーム下.jpg
 
 
 
 
 



スポンサーリンク






nice!(5)  コメント(0)  トラックバック(0) 
共通テーマ:日記・雑感

nice! 5

コメント 0

コメントを書く

お名前:
URL:
コメント:
画像認証:
下の画像に表示されている文字を入力してください。

※ブログオーナーが承認したコメントのみ表示されます。

トラックバック 0

トラックバックの受付は締め切りました

この広告は前回の更新から一定期間経過したブログに表示されています。更新すると自動で解除されます。