モンゴルってどんな国? [日記、雑記]
今、両国の国技館で大相撲秋場所が開かれていますが、
来週末に優勝杯を手にするのは、誰なんでしょうか。
白鵬でしょうか鶴竜でしょうか、まさか逸ノ城なんてこと
にはならないと思いますが・・・
モンゴルの力士の活躍で、日本人はモンゴルに親近感を感じる
ようになっていると思いますが、モンゴルというところは
どんな所かと思って、ちょっと調べてみました。
モンゴルというと13世紀に蒙古襲来というのがあって、
どちらも神風が起きて、攻め込まれる事はなかったわけですが、
それ以来昭和になるまで、モンゴルとの交流はありませんでした。
モンゴルが話題になるようになったのは、
やっぱり、朝青龍が横綱になってからでしょう。
今の日本の人口は、だいたい1億2000万人ですが、
それに対して、モンゴルの人口は、287万1,000人で、
日本の県の人口くらいです。人口でみれば42分の1ですが、
面積は日本の4倍はあります。
人口密度は世界186位で、いちばん少ない国なんですね。
それも首都のウランバートルに、人口の半分が
住んでいるので、極端な一極集中都市になっています。
モンゴルは降水量がとても少なくて、半分が7月と8月に
集中して降るそうです。だから国土のほとんどが草原で
できていて、それに標高が高いので
「高原の国」でもある訳です。
昼と夜、夏と冬の温度差が激しくて、
ウランバートルの、7月の平均最高気温が30.9℃だから、
日本より高いくらいですが、1月の平均最低気温が
マイナス33.2℃で、夏と冬で64度の差があります。
北海道よりかなり寒そうですね。
顔立ちは、日本人と同じような人が多いと思われがちですが、
実際は中国系、カザフスタン系、ロシア系などいろいろな
民族の人が暮らしている混合社会なんです。
1920年代ころからはソ連の指導で、社会主義国として
やってきたみたいですが、1980年代の末にソ連が崩壊してから、
民主化運動が活発化になって、
1993年には新憲法を制定しています。
それから民主国家としてスタートを切った訳ですが、
いろいろな歴史的背景があって、
中国とはあまり仲良くないみたいですね。
マンホールチルドレンといわれる子供たちがいて、
学校へも行けず集団で暮らしていて、
寒い冬は暖かいけれど、不衛生で汚い地下の
マンホールで過ごしているという事です。
日本からもNPOの支援はしているようで、最近は
話題として取り上げられるようになっています。
モンゴルは基本的には親日で、反中国の国です。
日本の相撲界にモンゴルの力士が増えて、日本人は
モンゴルに親近感を感じるようになっていますが、
大草原で遊牧民のテント生活を体験できるツアーというのも
あるようですね。
相撲や旅行などで友好を深めて、両国のつながりが
もっと増えるようになればいいですね。
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